NHK大河ドラマ「光る君へ」が始まっています。紫式部役の吉高由里子さんに注目が集まって居ますよね!紫式部と言えば、平安時代に「源氏物語」を書き上げた女性です。
その影響を受けて源氏物語を読みたい!という方が沢山いらっしゃる様です。
今回は、源氏物語を読む初心者に向けてまず何を読むべきか?誰の訳が読み易いのか?を調査します!
源氏物語を読みたい初心者のおすすめ訳は誰?与謝野晶子がダメな理由
早速、源氏物語を読みたい初心者に向けて、おすすめの訳や本は何なのか?を調査して行きますよ!
まず、源氏物語の訳で与謝野晶子さんをおすすめする方もいらっしゃいます。与謝野晶子さん訳が全面に出てくる理由には無料で読めるからです。
しかし、あまりおすすめでない理由がありました。
①原文に忠実で丁寧ではあるが、約90年前に書かれた古めかしい文体。
②堅苦しくて現代の読者にはかなり読みづらい。
③そのため、挫折してしまう人が多い。
(あのたらればさんも与謝野訳の『源氏物語』は挫折したのね…ですよね…除目すむたんびに誰そ彼状態やし確認するのに3歩進んで2歩下がる感じやしなんかもーわからーんてなるもんね…初源氏に谷崎と与謝野は危険)
— miki matsui (@karashi0314) January 22, 2024
どうやら、源氏物語を読みたい初心者には与謝野晶子訳はおすすめでない様です。
源氏物語を読みたい初心者のおすすめ訳は誰?
一体、それなら誰の訳がいいのでしょうか?そもそも調査していくと本当に様々な方が解釈しているのに驚きました。
筆者も初心者ですので、X(旧Twitter)を下に、調査し共感出来たもの紹介したいと思います!
結論から申します。調査の結果、初心者でざっと概要だけを手っ取り早く把握しようとするならば、「あさきゆめみし」一択です。
みなさん、初心者におすすめなのは「あさきゆめみし」だと教えてくださっていました。見ての通りマンガになっています。
日本史の先生がいろんな源氏物語の現代語訳があるけど、あさきゆめみしが一番とっつきやすくて挫折しにくいって言ってたのを思い出しました
— ゆららん (@nishi_yulalan) January 22, 2024
「あさきゆめみし」の様に一度誰かの翻案や直近の現代語訳を読んでみて、もし興味が持てたら与謝野晶子訳などを読んで、更に先に深めたいと感じたら原文を読んでみるのがおすすめとの事でした。
それでも、マンガ以外で読みたい!と思う方は・・・。山本淳子著がいいそうです。
「あらすじをざっと知りたい」という人には、『平安人の心で「源氏物語」を読む』山本淳子著をお薦めします。ツボをおさえているし、コラムがとてもよいので。「でもやっぱり全訳を」というなら角田光代訳でぜひ。https://t.co/GtpmEJCoXU
— たられば (@tarareba722) January 22, 2024
源氏物語の全訳をどうしても読みたい!方は角田光代訳がいいらしいです。
生徒にも『あさきゆめみし』を薦めています。それでも漫画以外で読みたい!という人には、角田光代を薦めています。
— むらさき (@ukifune0825) January 22, 2024
あらすじをざっと知りたい場合や、全訳を知りたい場合など様々なかたがいらっしゃると思いますので、それぞれに合わせた、おすすめを参考にしてみてはいかがでしょうか?
源氏物語を読みたい初心者のおすすめ訳は誰?まとめ
今回は、「光る君へ」の影響から、源氏物語を読みたくなった方にオススメの本を調査しました!
【ざっとあらすじを知りたい人】
「あさきゆめみし」(マンガ)
【マンガではなくてざっと知りたい人】
山本淳子著
【全訳をどうしても読みたい人】
角田光代著
源氏物語を挫折せずに読む方法でおすすめなのは、始めは「あさきゆめみし」のマンガでざっと概要を把握。次に興味があれば山本淳子著などを読み進め、全訳に興味が出たら角田光代著などを読んでみたらいかがでしょうか?
与謝野晶子訳は無料で読めますが、現代文ではなく堅苦しい文体のため挫折する方が沢山居るようです。
始めは読みやすいマンガや現代文を読んでから興味が出たら他の訳を読んでみるのが良さそうです。