自己肯定感が低い我が子に家庭で自己肯定感を上げるための工夫の紹介。

現在、中1、小5の兄弟を育てています。

長男がADHDです。

小学校低学年の時はイライラし易く、ガラスを割ったり、友達をケガさせたり、暴れたり・・・と自己肯定感が下がるエピソードを繰り返していました。

そのため自分を否定する気持ちがとても強かったです。どうにか自分を自分で認められる様にしてあげたいと親なら思いますよね?

そのためには周りの大人たちがまず長男の事を認め、自分は自分でいいんだなと思える環境を作るのが大事だと考えて居ました。

今回は家で出来る我が子の自己肯定感を上げる工夫を紹介します。

家の中を子供たちの作品でいっぱいにした

学校から持ち帰った作品はなるべく良く見える所に貼りました。

そうすることで、お父さん・お母さんが子供たちの頑張りを認めているよと感じる事ができます。失敗や問題行動が多かった当時の長男ですが、また明日学校で頑張ろうと思える要素になりました。

また、来客時は子供たちの作品の話題になり褒めてもらう機会も増えます。褒めて貰えたら親は謙遜せずに子供の前では一緒に褒めていました。

お手伝いは、最後だけやらせて達成感を得させました

まず、お手伝いをお願いをされることで、自分が頼りにされているんだと感じる事が出来ます。同時に自分が認められていると感じることができます。

集中力がありませんでしたので作業の最後だけ一緒にやって出来た!!と達成感を感じさせました。(例えば誕生日ケーキを作る時の最後のデコレーションでイチゴを飾って貰うなど。)

家族旅行に行きました

初めは趣味で家族旅行に行って居ましたが、意外に自己肯定感を上げる要素が詰まっていることに気が付きました。

例えば旅先で、子供たちが釣りが好きなので釣りをして釣った魚をホテルに持ち込んで、夕食に出して貰ったことがありました。長男の釣った魚を家族で食べる。

大したことが無いように感じますが、長男は嬉しかったと思います。家族で食べる事で長男を認めている事になりますよね。

またまだ体力が無かった頃は観光地を歩いて回るのに疲れてしまった事がありました。そんな時はお父さんにおんぶして貰ったり。父親とのいいスキンシップの機会になりました。

自分が大事にされている。困った時はお父さんが助けてくれるんだと感じるいい機会でした。

見知らぬ土地で家族で行動するって団結力が必要です。予期しなかった事が起こってアイデアを出し合って乗り越えたり。

日常生活に戻った時も団結力のある家族が居るから大丈夫だと思える家族になれました。安心できる家庭になりました。

家族旅行ってお金がかかる事ですが、それ以上の価値として残るものが沢山あります。

好きなことをやらせました

様々な事をやらせました。得意な事を見つけることで長男が自分自身を認められるのではないかと考えたからです。

バッティングセンター・ボルダリング

体を動かすことが得意だったのでやらせてみましたが、ヒットするものはなかなか見つかりませんでした。

水遊び

水が好きだったので、川に入って魚とりやカニトラップを作って大量のカニを捕獲したりして遊びました。魚とりはヒットし毎年やっています。

YouTube

低学年の頃は学校を脱走して帰宅していたので、一人で動画を撮ってYouTubeに投稿していました。継続していて今はたくさんの視聴者さん(チャンネル登録1300人超え!!)とコミュニケーションを取って楽しく活動しています。学校に居場所がなかった時にネットに居場所を見つける事が出来ました。

投稿に優しいコメントがたくさん届き、長男を認めてくれる人と場所に恵まれました。

まとめ

当時は自己肯定感を上げてあげたいといつも思っていました。褒めても全く本人に染み込んで行かないと感じていて、どうすれば自分を認めて好きになってくれるのかな?って考えていました。

この記事は、当時どんな事でもやってみて手探りでいい感触があった方法を紹介しました。

今も、もちろん継続している事ばかりです。すぐには目に見えて効果は実感できることではないですが、長男がこれらで自己肯定感が上がった事実がある事は確かです。

自己肯定感が低いお子さんを抱えている保護者の皆さんの一助となれば幸いです。