体育座りが腰痛を引き起こす要因だとして、見直す方向になっていると話題になっています。でも見直すといっても、じゃ他にどんな座り方があるの？と思わずには居られません。
実は「体育座り」は日本だけなんだそう。驚きますよね？では海外では一体どんな座り方をしているのでしょうか？【脱・体育座り】の後、どんな座り方になるのでしょうか？
今回は、【脱・体育座り】の代わりの座り方はどんなものなのか？海外の座り方はどんな物なのか？調査しました！
【脱・体育座り】で代わりの座り方は？改めた学校の対応は？
早くも、【脱・体育座り】の対応をしている中学校がありました。
この中学校では、パイプ椅子を用意しています。
メリット
・集中力が上がり、話が最後まできちんと聞ける。
・女子生徒は制服のスカートを気にせずに済む。
・冬場はお尻の冷たさから避けられる。
デメリット
・準備に約5分かかる。
・体育館の床が傷付かないようにした対応で数十万円の出費。
体育館の床が傷付かないようにする対応は初回だけです。長い目で見たら生徒が話を最後まで集中して聞けたなら、パイプ椅子の導入は効果的ですね。
【脱・体育座り】で代わりの座り方は？専門家が勧める座り方とは？
【脱・体育座り】で床に直接座るにはどんな座り方がいいのでしょうか？
歌膝
「歌膝」という座り方がお勧めだそうです。 ＊歌膝：中世宮廷の歌人が歌を詠む時の座り方
あぐらを少し崩したような状態から、片足をクロスするように前に出します。この座り方が「歌膝」です。
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猫背にならなくて済むので、長時間床に座って居ることができます。
体育座りと歌膝座りを比較してみます。
確かに、背筋はピンと伸び腰への負担も軽くなります。でも長時間の話を聞く場合、お尻が痛くなるのは体育座り、歌膝両方とも同じ様に思います。
女子はこの座り方でも、スカートは気にしないといけませんね。
安座
他には安座という座り方です。
安座でもお尻は痛そうです。背筋もピンと伸びています。
一方で女子はスカートを気にしなくても済みそうです。
【脱・体育座り】で代わりの座り方は？海外の座り方は？
「体育座り」は日本だけだと言われていますが海外ではどんな座り方をしているのでしょうか？
「フランス、イギリスなどにはなかったです。体育座りのかわりに、先生が『きちんと座って下さい』と言ったら、あぐらをかきます」
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ヨーロッパではあぐらをかくんだそうで
アメリカでもあぐらが基本です。
まとめ
日本独特の座り方、「体育座り」。腰に負担がかかる理由で【脱・体育座り】は進んでいます。
体育座りに変わる床に座る姿勢としては、「歌膝」、「安座」がありました。しかし総合的考えると、話し手の話し時間を短縮して生徒への負担を軽くすることが一番の解決策では？と思います。
