ペッパーミルパフォーマンスの理由は何?ヌートバーがチームで実行

ヌートバー選手のペッパーミルパフォーマンス

侍ジャパン強化試合で2023年3月6日からメジャー組の選手の出場が〝解禁〟されました。日本代表に選ばれたラーズ・ヌートバー選手は「1番」で出場しヒット。塁上で何やら、ヌートバー選手が両手を上下に合わせて左右にゴシゴシ。・・・っ???両手を使ってコショウを挽いているような・・・。

一体何の事!?その後、大谷翔平選手もやってる!!これはただ事では無いですね。調査しなければ!!

どうやら、ヌートバー選手の両手グリグリパフォーマンスは「ペッパーミルパフォーマンス」と呼ばれている様です。

今回はヌートバー選手や大谷翔平選手が試合中に見せる両手グリグリパフォーマスの理由や意味、由来を調査しました!

ペッパーミルパフォーマンスの由来はヌートバーのカージナルスでのパフォーマス

ペッパーミルパフォーマンスは大谷翔平選手も2023年3月6日の侍ジャパン強化試合でもやっていました。

実はこのペッパーミルパフォーマンスはヌートバー選手が自身のチームであるカージナルスでやっているパフォーマンスなんです。

25歳の誕生日にはチームメートから巨大ペッパーミルをプレゼントされたそうです。

巨大なペッパーミル

同僚が打撃で活躍した時には、ベンチで私物のペッパーミルを回してお祝いしています。このことから、球団のファンイベントではヌートバー選手にペッパーミルを持ち込みサインを求める姿も!

ヌートバー選手は「曲面に文字を書くのに慣れた」と話している程です。どれ程ペッパーミルにサインを書いたんでしょうか(笑)

ヌートバー選手と言えばペッパーミルというのはもう根付いている様です。

大谷翔平も披露したペッパーミルパフォーマンスをする理由はヌートバー選手が教えたものでした。

ペッパーミルパフォーマンスの理由は?いつから始まった?

カージナルスのヌートバー選手がペッパーミルパフォーマンスをしていることは分かりましたね。それではヌートバー選手がペッパーミルパフォーマンスを始めたのはいつからでしょう?

カージナルスのキズナーが起源説

ペッパーグラインダーはカージナルスが苦戦していた夏場に控え捕手キズナーが「We are grinding.(こつこつ粘り抜こう)」と話したことが発端で試合中の好プレー時にベンチや塁上でコショウをひく動きのパフォーマンスがスタート。徐々にヌートバーを中心に行われるようになり、ベンチに本物のコショウをひく器具が持ち込まれるほどナインに定着し、ファンの人気も集めた。球団のファンイベントでは器具を持参してヌートバーにサインを求めるファンが相次いだ。

スポニチAnnex

ヌートバー選手所属チーム、カージナルのキャッチャー、キズナーの「こつこつ粘り抜こう!」と発した事が由来の様です。

アンドリュー・ロバート・キズナー選手
アンドリュー・ロバート・キズナー捕手

カージナルスの2022年の夏場の成績を調査してみました。

カージナルス2022年レギュラーシーズン夏場の成績

6月:15勝14敗

7月:11勝13敗

8月:22勝7敗

確かに6月、7月はほとんど負けています。敗戦が続いていました。しかし8月には大復活していますね。これはペッパーミルパフォーマンスで士気が上がった証拠ではないでしょうか?

こつこつ粘り抜いた結果が出たと言えます。

メッツのルーベン・アマロJrコーチが起源説

もう一つ、ペッパーミルパフォーマンスの起源が見つかりました。

「ペッパーミル・パフォーマンス」の元祖は18年のメッツだ。オープン戦期間中に選手間でチームの士気を高めるためにヒットを打った時のパフォ-マンスを考えていたところ、ルーベン・アマロJr.一塁コーチの発案で「ソルト・アンド・ペッパー(塩コショウ)」と命名されたという。

デイリー

メッツに当時所属していたアメーメッド・ロザリオ選手がやっていました。なんとこのときの対戦チームがカージナルスでした!もしかしてキズナー選手はこの光景を目撃していたのかもしれませんね。キズナー捕手は2016年からカージナルスに所属していますから。

2018年にはペッパーミルパフォーマンスが始まっていた様です。英単語のgrindには「ひく、細かく砕く」のほかに「身を粉にして働く」という意味があるそうです。チームの士気を高めるためにぴったりの意味ですよね。

ペッパーミルパフォーマンスの理由は何?大谷翔平もやっている!

日本でペッパーミルパフォーマンスが注目されたのは2023年3月6日の侍ジャパン強化試合で、ヌートバー選手と大谷翔平選手がペッパーミルパフォーマンスを披露したからです。

ヌートバー選手がカージナルスでやっている事は先に述べましたが、大谷翔平選手までもなぜ始めたのでしょうか?

ヌートバーが「僕たちはヒットを打った時にちょっとしたお祝いをしたかった。でも何をしていいのか分からなかったのですが、彼(大谷)が『なんでもいいから最初にやってくれれば、それでいこう』と言ってくれたので、僕が初回にヒットで出た時にペッパーグラインダー(ミル)を出したんです」と、大谷の後押しで披露したことを明かした。

デイリー

侍ジャパンはチームメートがヒットを打った時のパフォーマンスを探していたんですね!

ペッパーミルパフォーマンスの影響でペッパーミルが売り切れ!

WBC侍ジャパンの大活躍の連続で、ペッパーミルを持って球場に応援に行く人が続出しています。ペッパーミルが売り切れてしまう現象まで!

もしも、ペッパーミルが売り切れてしまっていたら・・・。ペッパーミルタオルを買って応援に行きましょう!

ペッパーミルタオルまで販売されています。これもなかなか購入も難しいかもしれません。

とても可愛いデザインですよね。普段使いに欲しい位です!

まとめ

今回は侍ジャパンのヌートバー選手や大谷翔平選手がやる両手グリグリポーズ・ペッパーミルパフォーマンスをする理由や由来を調査しました!

ペッパーミルパフォーマンスはヌートバー選手がカージナルスでやっているパフォーマンスで、カージナルスのキズナー捕手が敗戦が続くチームの士気を上げるために発した「We are grinding.(こつこつ粘り抜こう)」が由来でした。

しかしその前の2018年、メッツのルーベン・アマロJr.一塁コーチの発案説が一番古い調査結果になりました。現に2018年のメッツのアメーメッド・ロザリオ選手が既にコショウを挽くようなジェスチャーをしていました。

侍ジャパンがチームメートがヒットを打った時のパフォーマンスを探していて、ヌートバーがヒットを打った時にペッパーミルパフォーマンスをしました。それが侍ジャパンの中で徐々に広まっていった経緯になりました。

そしてペッパーミルが売り切れ状態に。ペッパーミルタオルまで販売される程、「ペッパーミルパフォーマンス」の大フィーバーが起こっています。

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