【亡命政府】ウクライナは樹立する?過去にポーランドやオランダが樹立

会見するゼレンスキー大統領

2022年2月24日、ロシア軍によるウクライナの侵攻が始まってしまいました。

ロシアの想定以上の、ウクライナ軍の抵抗で戦争が長引いて言います。今後どうなってしまうのでしょうか?避難した国民も居ますが、自国に残っている国民も居て心配ですね。

そこで突如「亡命政府」というワードが浮上。日本人は聞き慣れない言葉です。実は過去にポーランドなどが「亡命政府」で成功しています。

今回は、「亡命政府」とは何なのか?ウクライナは亡命政府を樹立するのか?過去に「亡命政府」を樹立した国はあるのか?を調査しました!!

【亡命政府】ウクライナは樹立する?亡命政府とは?

日本にとっては聞き慣れない言葉「亡命政府」。一体「亡命政府」とはどういう事でしょうか?

政権イメージ画像

亡命政権とは?

による軍事占領、内乱、革命などにより、国家首脳部が国外に亡命し、その亡命先の国および他の若干の国々によって正統政府として認められた場合、その政権を亡命政権という。第二次世界大戦下のロンドンでは、イギリス政府等の承認の下に、ポーラン、ユーゴスラビア、チェコスロバキア、フランス(ドゴール)、ベルギー、オランダ、ギリシア等々の政権が一定の政府活動を行った。

コトバンク

亡命政権を持つ政府の事を「亡命政府」ということになります。

「亡命政府」は国内に残った国民の支援(食料・武器など)や海外首脳との交渉などを行います。

過去には、ポーランドやオランダなどが過去に亡命政府を使っています。

陸で繋がっている国々は争い事がいかに多かったかと言う事が解りますね!

【亡命政府】ウクライナは樹立する?ゼレンスキー大統領の判断は?

ゼレンスキー大統領

2022年3月現在、ロシア軍はウクライナの人口の多い都市を狙って攻撃しています。ウクライナのゼレンスキー大統領はロシアから暗殺を計画されていて、命の危機が戦争以外でも迫っている状態です。

ウクライナ政府の中心人物が居なくなれば、ますますウクライナは混乱する事は容易に想像出来ますよね。

そこで、ウクライナは「亡命政府」を提案されています。戦争で負けるより、ウクライナを再建させる可能性が高い、長い目で見てメリットがあるからでしょう。

しかしゼレンスキー大統領は、何度も首都キエフにとどまる事を強調しています。ゼレンスキー大統領が亡命しなくても、「亡命政府」は成立するのでしょうか?

テレ朝ニュースに出演する高橋杉雄氏

ウクライナが「亡命政府」を樹立する方法としては、ゼレンスキー大統領がキエフにとどまって居たとしても、ウクライナのNo2,No3などが、隣国に亡命し亡命政権を持ち、ゼレンスキー大統領の万一の時事があっても政権を存続する事は可能だそうです。(高橋 杉雄氏談:テレ朝NEWS

ウクライナのゼレンスキー大統領が首都キエフにとどまっていても、亡命政府は可能だそうです。

「亡命政府」は政府としての正当性を継続することです。政府の正当性を継続する形になれば大統領が亡命しなくても「亡命政府」は可能ということになります。

ウクライナ政府は今後どの様な判断をするのでしょうか?

「計画はいつでも発動できる状態にある」と述べた。

JIJI.COM

*計画とは、英米による、ウクライナ亡命政権樹立支援計画のこと。

【亡命政府】ウクライナは樹立する?過去に樹立した国は?

歴史上、亡命政府を樹立することはあることだそうです。

第二次世界大戦で亡命政府を樹立した国

・ポーランド
・ユーゴスラビア
・チェコスロバキア
・フランス(ドゴール)
・ベルギー
・オランダ
・ギリシア   など

陸続きの国々はいかに戦争や侵略が多かったを物語っています。

まとめ

今回はウクライナが「亡命政府」を樹立するのか?調査しました。ゼレンスキー大統領が亡命しなくても、「亡命政府」は可能だと言うことがわかりました。

1日も早くウクライナやロシアの平和が訪れることを祈っています。