バレーボールの国際大会であるネーションズリーグが始まっています。男子の日本は第1ラウンド、第2ラウンドともに無敗の無双状態。いつの間にかめっちゃ強くなっていますよね。
石川祐希選手を始めとする海外に所属しているメンバーを中心に、高橋藍選手など大活躍の日本勢。飛ぶ鳥を落とす勢いの男子バレーボール。
高橋藍はハーフ?の記事はこちら。
その中で今回注目するのは、宮浦健人(みやうら・けんと)選手と西田有志(にしだ・ゆうじ)選手です。おなじオポジットというポジションで年も近いんです。最近は宮浦健人選手がスタメン出場で活躍する姿も見られています。
宮浦健人選手と西田有志選手はライバルと言っていいでしょう。
今回は、男子バレーボール日本代表のオポジットのライバル、宮浦健人選手と西田有志選手のスペックの違いを比較しました。
宮浦健人と西田有志の違いは?スペックで比較!
早速、宮浦健人選手と西田有志選手のスペックの違いを比較して行きましょう!
宮浦健人(みやうら・けんと)
ポジション:オポジット
生年月日:1999 / 02 / 22
血液型:A
身長 / 体重190cm / 86kg
最高到達点(指高)347cm(247cm)
利き腕:左
出身地:熊本県荒尾市出身 高校鎮西高校
西田有志(にしだ・ゆうじ)
ポジション:オポジット
生年月日:2000 / 01 / 30
血液型:O
身長 / 体重186cm / 87kg
最高到達点(指高)350cm(240cm)
利き腕:左
出身地:三重県いなべ市出身 海星高等学校
宮浦健人選手と西田有志選手の二人とも、ポジションは同じオポジットです。年齢は宮浦健人選手の方が1つ年上なんですね!
西田有志選手の方が身長は4cm小さいですが、最高到達地点は西田有志選手の方が3cm高いです。
宮浦健人と西田有志の違いをスペックで比較!二人はライバル!
宮浦健人選手と西田有志選手は年も1つ違いで、大きな大会に出場していた二人ですから二人とも存在は高校生の頃から知って居たでしょう。
高校時代からライバルとして意識していたかもしれません。
これは2017年にU19アジア大会で優勝をした時の西田有志選手のツイートです。
17日間という長い海外での生活が、終わりました
— 西田 有志 (@volleyball1301) April 7, 2017
結果は優勝という歴史を、みんなで作れて本当に良かったです😊
次は世界で、戦う為にまたチームが組まれます。
呼ばれるかわかりませんが、頑張るので、これからもU19ユースチームの応援よろしくお願いします。
応援ありがとうございました😊 pic.twitter.com/zMiMmelAQF
この時、実は宮浦健人選手はチームのキャプテンでした。そしてMVPを取っています。西田有志選手もメンバーに選出されていましたが、宮浦健人選手の控えのオポジットとして、出場機会は限られていました。
U19アジア大会が終わって宮浦健人選手という凄い選手がいた事を西田有志選手はこの時思い知ります。そして、このまま大学に行っては、宮浦健人選手を追い越すことはできないと感じたそうです。そのため、ジェイテクトSTINGS(愛知県刈谷市を本拠地とする男子バレーボールチーム)に高校を卒業した後に、入団しました。
V1リーグ男子は高卒で進む選手は圧倒的に少ないんだそう。宮浦健人選手を抜きたいと言う覚悟が感じられます。
一方、宮浦健人選手は、早稲田大学に入学します。入学時から卒業時までの全日本インカレのスタメンオポジットとして、4連覇を達成しました。そして、2017年の世界ユースにも出場、見事3位に入賞しました。
宮浦健人選手選手は高校卒業後、大学に進学しますが、西田有志選手は進学せずに、ジェイテクトSTINGSに入団したのが大きな違いです。
環境は違いますが、お互い男子バレーボールのオポジット選手として切磋琢磨していた関係でした。
宮浦健人と西田有志の違いをスペックで比較!オポジットとは?
宮浦健人選手と西田有志選手のポジションはオポジットです。オポジットって一体どんなポジションなのでしょうか?
オポジットとは英語で”opposite”、つまり「対角」を意味します。
そしてバレーボールでは、このオポジットとは「セッターの対角に位置する選手」という意味で使われます。
このオポジットのポジションは守備にはほとんど入らず、スパイクを専門とする選手が配置されます。
前衛にいるときはもちろん、ローテーションで後衛になった場合も積極的にバックアタックを狙っていくポジションです。
そのため、高いジャンプ力と強烈なスパイクを繰り出すためのパワー、攻撃に参加し続けるための体力が要求されるハードなポジションでもあります。
チームで一番打数が多いことから「スーパーエース」とも呼ばれる場合がありますが、今はオポジットという名称が用いられることが多いです。
スポジョバ
オポジットは攻撃に徹しているポジションなんですね。前衛でもアタック、後衛ではバックアタックをかけていく。そういうポジションです。
宮浦健人と西田有志の違いをスペックで比較!まとめ
宮浦健人選手と西田有志選手は高校生時代からライバル関係にありました。
年は宮浦健人選手が1つ年上です。西田有志選手の方が身長は4cm小さいですが、最高到達地点は西田有志選手の方が3cm高いです。
宮浦健人選手は高校卒業後は大学に進学しますが、西田有志選手はジェイテクトSTINGSに入団しています。西田有志選手はオポジットとして宮浦健人選手を抜く為に進学では無くチームで活動する道を選びました。
野球選手の田中将大選手とハンカチ王子こと斎藤佑樹選手の進路の違いとよく似ていますね。
最近の活躍では西田有志がスタメンの試合が多いですが、時によっては宮浦健人選手がスタメン出場する試合も増えてきてきます。今も昔も宮浦健人選手と西田有志選手はライバルです。
バレーボールネーションズリーグも第3ラウンドが残っています。9月からはオリンピック予選が始まります。男子バレーボールはとても強いチームになっています。これからも応援を続けて行きたいと思います。
西田有志のひき肉パフォーマンス「ひき肉でぇす!」の元ネタは何?の記事はこちら。